ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ
トリートメントは髪を傷めます!
何度も何度も数えきれないほどにお伝えしていますが、まだまだ僕が言ったところでは中々伝えきれませんので
本家のDO-Sさんが詳しく解説されておられますので
コピペですが
ど〜ぞ〜
『トリートメントで髪が傷む』このDO-Sブログから言われ出したという衝撃的なセリフ。
髪の毛が傷んでいるので髪質改善トリートメントをしたほうがいいですよ!
今日はヘアカラーしたのでダメージ予防のためにもサロントリートメントもしておきましょう♩
ヘアダメージしてるので毎日シャンプー後にトリートメントは必須ですよ!
いつも担当の美容師さんはそういいます。
私は髪の毛が傷んでバサバサ、ボサボサになるのは嫌なので美容室に行くたびに毎回欠かさず髪質改善や酸熱などサロントリートメントもしてますし、ホームケアでも美容師さんオススメのシャンプー・トリートメントや沢山のヘアケア商品を使っています。
嗚呼〜〜〜でも、でもね、、、
いくらヘアトリートメントしても、私の髪の毛はバサバサに傷んでるんですけど!
2種類のヘアトリートメントの歴史
まずヘアトリートメントには大きく2種類に分類されています。
- ホームケアでシャンプー後につけるトリートメント製品
- 美容室で行う髪質改善等のサロンメニューのトリートメント
昔は家庭でも美容院でもシャンプーの後でつけるのはリンス、コンディショナーというものが主流でした、ヘアトリートメントというのは昭和50年頃から登場してきました。
当時はリンス、コンディショナーというのはシャンプーでギシギシになった髪のスベリを良くし手触り、指通りを良くする表面コーティングの働きで、トリートメントは内部に栄養を与え内部補強する効果がありました。
ただ製品としてのトリートメントは時代と共に内部補強だけでなくツヤサラに手触りを良くするためリンスのような表面コーティングも同時に行うタイプになってきました。
現在のシャンプー後につけるヘアトリートメント類は髪の内部補強と表面コーティングの両方を同時に行うものになりました。
髪質改善系や酸熱トリートメントなど美容室で行うメニューとしてのサロントリートメントは昭和の終わり頃に登場しました。
最初の頃は内部修復を目的として一般的なトリートメントをスチーマーなどで加温、加湿してより浸透させるような程度でしたが、だんだんともっと強力に早くツヤサラ美髪にして、しかもその効果が長期間持続(日持ち)するようなシステム化されたサロントリートメントも出てきました。
これらは薬品同士の化学反応やアイロンの熱処理等で内部補強と日持ちするような強力な表面コーティングを行い、かなりのハイダメージ毛の方でもすぐにツヤサラの綺麗な髪に修復されしかも長期間持ちがよいものになりました。
トリートメントでヘアダメージ?まず美容師さん達が気づきました
ヘアトリートメントの基本は、髪の内部に栄養を補給しツヤや手触りを良くするための表面コート!
そしてサロントリートメントではその効果を長持ちさせるため薬剤同士を反応させたり高温アイロンで焼き付けたり…その時はツヤサラでダメージも修復され綺麗な髪に生まれ変わったようになるトリートメント。
サロントリートメントが登場した頃は多くの美容師さんたちも『トリートメントはヘアダメージを修復するもの』『ヘアカラーやパーマのダメージから守ってくれるもの』みたいな…
とっても髪に良いモノ と考えてお客さんにもお勧めしていました。
ところが実際にお客さんにサロントリートメントを施術していると…
- 毛染めやパーマの傷みを軽減するためにトリートメントしてもあまり変わらない。
- 何度もサロントリートメントをしてる方でダメージが治った人は見たことない(汗)
- マメに来店してサロントリートメントしてる常連さんのほうが髪が傷んでるかも?
そう、サロントリートメントをした時はツヤサラでとても綺麗な髪にはなるんだけど、1〜2ヶ月して来店されるとダメージが治ってるどころか、逆に前よりバサバサになってる方がいる(涙)
もしかして… トリートメントでよりダメージしてるのかも!
なぜトリートメントでヘアダメージするのか?
なにが原因でヘアトリートメントで髪が傷むのか?
これはサロントリートメントが登場した同時期にトリートメントでツヤサラのストレートヘアに!で巷に『縮毛矯正専門美容室』なんかもオープンするほどのブームとなった新しいストレートパーマの【縮毛矯正】にありました。
当時の縮毛矯正は薬剤とアイロンで癖を伸ばし、同時に皮膜成分である特殊ポリマーで強烈な表面コーティングをして数ヶ月間ツルツルでピカピカサラサラの綺麗なストレートヘアになるのが売りでした。
ところがこのツルピカになる縮毛矯正なのですが、その後ヘアカラーブームが到来し毛染めをしてる方が増加したこともあり、最初の1〜2回はすごく綺麗なストレートになるのですが何回が施術して数ヶ月が経過すると、ひどくダメージしたボロボロの毛髪になるケースが出てきました。
※現在では一般的にも縮毛矯正はヘアサロンのメニューの中でもダメージの多いものと認識されてますよね。
なぜ縮毛矯正で髪がすごく傷むのか?の一番の原因は…
長期間ツヤツヤサラサラにする特殊ポリマーによる強い表面コートです!
ダメージを感じさせないため、より綺麗に艶々の髪にするための表面コートにより、髪の中に浸透したストパーのきつい薬品が残留したり、強い表面皮膜で髪の水分調整が上手く機能しなくて髪の命と呼ばれる『結合水』が減少するなどで数ヶ月後に表面コーティングが取れるとボロボロのダメージ毛が露出してくるようになったのです。
これが↑トリートメントで髪が傷む原因と同じようなものだったのです。
トリートメント別のわかりやすいヘアダメージの理由
このDO-Sブログでは小難しい専門理論で説明するより、一般の方がわかりやすいようにスキンケア、化粧品で例えて解説をしています。
トリートメントの働きをスキンケア商品で例えると…
- トリートメントで内部補修は・・・乳液・美容液など
- トリートメントでの表面コートは・・・ファンデーション・おしろい
こんな感じにイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
昔のトリートメントは乳液や美容液のようなタイプでしたが、現在のトリートメントは手触りやツヤ感を重視するため、どちらかというとファンデーション・おしろいのようなものですね。
乳液や美容液などなら肌に良さそうな感じもしますが、ファンデーションやおしろいを塗ると肌には良くないというのは皆さん理解しやすいですよね!
これを各種ヘアトリートメントで考えてみると…
◎現在のシャンプー後につけるトリートメントは?
ホームケアでシャンプー直後にトリートメントをすると、、、クレンジング・洗顔後にすぐにまたファンデーションを塗って就寝するような感じです(涙)
ず〜っとファンデーション塗りっぱなしは気持ち悪いし肌にも良くなさそうですね。
シャンプー後にファンデーションタイプの強い皮膜系トリートメントをしてると結合水に悪影響を及ぼす可能性があります。
◎髪質改善などのサロントリートメントは?
施術したら数週間は持つような持続性の高いサロントリートメントはいわば『どんなに洗顔しても数週間は絶対に取れないファンデーション』です。
もしこんな画期的?なファンデーションがあったら貴方は使ってみたいですか?
こんなのがあったらお肌ボロボロになりそうで絶対に使いたくないですよね!
また髪質改善系のストパー、縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなど薬品を使用するメニューとサロントリートメント類を同時に施術なんてすると、お肌に超悪い薬品を塗った上に洗っても取れないファンデーションを塗りたくる感じです。これはかなりのヘアダメージ確定って感じです。
このようにトリートメントでケラチン等で内部補修(補強)するのは問題ないのですが、ツヤサラで手触りを良くしてダメージを感じなくするために化粧品でいうとこのファンデーション… 強い皮膜成分で持続性の高い表面コーティングをするのがダメージの原因になります。
これがトリートメントで髪が傷む!という原理になります。
トリートメントでのダメージを出来るだけ少なくするには?
ヘアトリートメントで手触りやツヤを良くするための強力で持続性の高い表面コーティングが髪を傷める!
んじゃ〜どうすればトリートメントでのヘアダメージを最小限に抑えることができるのか?
ヘアカラーリングやパーマ、ストパー、縮毛矯正などの髪を傷める薬剤使用直後にサロントリートメントなどをした場合は、出来るだけ表面コーティングを落とせるシャンプーで洗いながら、アルカリや過酸化水素など薬剤の悪い成分を専用の処理剤(DO-Sアシッド、DO-Sアルカリオフ、DO-S OX-ZEROなど)で早く除去するようにする。
そしてそんなに悪い薬剤は使っていないけど髪質改善メニューやサロントリートメントで強い皮膜を貼った場合や毎日のヘアケアでわりと強い表面コートをするトリートメントを使ってる場合はすっぴん髪・素髪理論に基づき…
コーティング成分をちゃんを洗えるシャンプーで洗いながら強い表面コートをしないトリートメントをしてアウトバストリートメントやその他のヘアケア剤でも出来るだけ強い表面皮膜をしないヘアケアをしていくのがベストです。
普段の手入れは、ちゃんと洗えるシャンプーと強い表面コートをしない染み込むトリートメントを使い、スタイリングやブロー時にも表面コートはしないようにしましょう。
ではまたお願いいたします。
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