ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ
自然派カラー
先日お客様のお母さまが美容室に行った際に、ハーブカラーなるもので白髪染めをしたのですが
ヘナと同じですか?とご質問がありました。
確かに自然♪ ハーブ♪ など謳われると
一見、なんだか良さそう♫
自然の色素で染めるのね♫
と思いますよね?
でもおもいっきり化学染料です。(笑)
種類でいうと
漢方カラー
香草カラー
ハーブカラー
などと名前のついたタイプになります。

2剤を混ぜるタイプと水で混ぜるタイプがあるのですが
2剤というのは、過酸化水素水という薬品で
聞き慣れた言葉に直すとオキシドール
よく消毒液として売られているものと同じになります。
もう一つ水で混ぜるタイプの自然派カラーですが
水という液体は、H2O
水素元素が2つに酸素元素が1つくっついたもの
漢方カラーや香草カラーの水で混ぜるタイプは
この水の持つ酸素を1剤(粉)に反応させることで染剤へと変化させます。
粉といってもその大半はコーンスターチ・・・
色素は、指定成分であるジアミンという作りになってます。
所謂ケミカルカラーと同じですね。。。
素人が指定成分という言葉を聞いてもピンと来ないと思いますので
簡単に説明すると
アレルギーや発がん性など、身体になにかしら影響をおよぼすもの
とおぼえておけばいいと思います。
使用する頻度や容量が多くなりすぎたため
厚生労働省が表示指定成分という物質を発表し
身体に良くないものを商品に書いて下さいという義務付けされました。
もうたくさんありすぎてどれがどのように人に害を及ぼすかわかんないので
消費者は、その書かれた成分を見て、自分で判断して買って下さい!
という
よく考えると結構怖い法律です・・・
香草カラーや漢方カラーも完全なる医薬部外品ですので
指定成分が主成分になります。
ですので、なんだか良さそうなネーミングのものでもしっかりその商品が作られてる
成分を見て判断してください・・・
使用するのが美容師さんなんで、営業の方にあれこれ勧められて
ヘナとほぼ同じと思ってお客様に使用しているのが
タチが悪い・・・
もう少し勉強しましようね〜
明日もよろしくお願いいたします。
コメントを残す