ピカレスク 嫌われてもいい!! ブログ
一時期は廃れて目にしなくなっていましたが
最近またSNSなどで
エイジング毛もこんなにツヤツヤになりました〜 と
つや自慢の美容師が増えています・・・
先日お客さまから
『ここ数年髪がうねって癖が出て艶も無くなったのですが』
とのご相談がありました。
ピカレスクでは上記に書いたツルツル サラサラになるトリートメントはやっておらず
ヘナを用いたトリートメントになるのですが・・・・・。
そうなんですピカレスクでは、一般的な?サロントリートメントは最終的に髪をダメージさせてしまいますので
もう10年ぐらい前からツルサラになるトリートメントをやめました♪
その代わり髪にハリ・コシがない髪や、猫っ毛 あほ毛 エイジング毛 ダメージ毛に効果のある
ヘナでトリートメントをやっております。
お客さまは 『半信半疑・・・』
さてそんなヘナでのトリートメントって何?
ヘナ染めは何も白髪を染めるためだけのハーブではありません。
白髪を染めながらトリートメントもできる白髪染めですので、トリートメント目的でも使えます。
簡単に説明するとヘナは白髪を染める天然染料ではなく【色素のあるトリートメント】と言った方が正解かもしれません。
ヘナの色素であるオレンジ色は、【樹脂の素材を持つ天然染料】で【とても分子量の小さな染料】でもあるので髪の内部まで浸透し樹脂の性質も持ち合わせているので髪の中で硬化(馴染む)し樹脂の弾力性を生かし傷んだ髪にハリやコシを与えます。
*この写真はヘナをした後の髪を輪切りにした写真ですが、オレンジ色に見えるのがヘナの色素。
髪の内部まで浸透しています。
通常のトリートメントは、髪表面にコーティングする仕組みですが(これがダメージになる原因)ヘナは髪の内部に浸透しダメージして欠損してしまったキューティクルの役目になります。
但しヘナトリートメンの1番の欠点が・・・
ヘナでトリートメントした時の欠点がオレンジに染まること・・・
どんなトリートメントより持続性のあるヘナトリートメントなんですが、一番の欠点はトリートメントなのに色があるということなんです。。。
ヘナは白髪染めというイメージが強いのですが本当は地上最強の持続性トリートメントなのです。
髪が明るい方や寒色系のヘアカラーをしてる方には、オレンジの色素があるので現在の髪の色が変わってしまうことがあるのでお勧めできません。。。
そこでなんですが
ヘナトリートメントのオレンジ色素を薄めて使う方法もあります。
無色のヘナと言われているアワル
アワルも単体でトリートメントとして使うことはできるのですが
これがかなりのじゃじゃ馬でして・・・
自宅でご自分でされる場合は、
アワルは、ダメージ〜ハイダメージの方に使うと急激に酸性になるので
髪が引き締まりすぎて、【キシミすぎる】という状態になり
髪の状態によってはご自分でされる場合は注意が必要です。。。
ダメージした髪はキューティクルが膨潤(開き過ぎてる)しています。
単にトリートメント(油を付ける)をするだけでは開きすぎたキューティクルから
油が入り込みゴワゴワの髪になってしまいます。。。
そこでアワルで適度に髪を引き締めてトリートメントをすることで
トリートメントの本当の効果が発揮できるのです。
自宅でご自分でされる場合は、アワル単品での使用の場合は
洗面器に20〜30g程度入れて(大体の目安でOK)
ぬるま湯で溶いて下さい。(マヨネーズ程度の硬さに)
後はそれを髪全体に手で付けるだけ♪
そうすると髪が軋みますが、後は優しく丁寧に流して
自宅でお使いのトリートメントを少量付けてさっと流して下さい。
普段使っているトリートメントも最初にアワルで引き締めることで
家のトリートメントが最高級トリートメントに早変わり♪
もう一度言いますが、
アワルはじゃじゃ馬です!
自宅でご自分でされる場合は、一度ピカレスクでアワルトリートメントをされてその効果をお試しになった後
しっかりレクチャーを受けてから、自宅でご自分でされるのがベストです。
明日もよろしくお願いします。
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