ヘナは前日に溶いていいけどインディゴはダメ?

ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ

 

 

自然の色素で白髪を染めるヘナ染めは、ヘナという植物とインディゴという植物を
使って自然なブラウンや黒に染めていきます。

ナチュラルヘナはオレンジ、インディゴはブルーの色素を持つのですが
それぞれの色素の『特徴』が異なります。

 

ヘナで髪を染めるためには
『より染まりやすいように』水分に『なじませる』必要があります。

天然100%のヘナ染めは乾燥させたヘナの葉っぱを粉末にしたものを
ぬるま湯で溶いて使います。

 

 

 

 

 

 

 

乾燥させた粉末からぬるま湯で溶いて、色素を染み出させる『時間』がある程度必要なため
染まりやすいように前日〜最低でも1時間前に溶いて『染める準備』をしておきます。

溶いてすぐです。

 

1時間以上おいたヘナ

*ハナヘナさんから写真お借りしています。

 

インディゴの色素は、ヘナの色素と特徴が違います。

インディゴの色素の正体は『菌』なんですね。
水分に溶け出させるまではヘナと同じですが、溶け出した時のインディゴの色素は
『まだ無色』なんです。

その無色のインディゴを『酸化』という空気に触れさせる工程を経て
インディゴはブルーの色素を誕生させます。

この酸化を長時間させてしまうと髪に上手く
着色できないため、ヘナのように前日に溶くのはNGなんです。

最近色々試しましたが、塗布する15分前にぬるま湯で溶くのがお勧めです。

 

溶いてすぐのインディゴ

 

 

酸化してくると表面が青くなる

 

*ハナヘナさんから写真お借りしています。

では皆さま
自然色素の特徴を知り、楽しんでヘナ染めをしてみてくださいね。

 

明日のブログもよろしくお願いいたします。

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