ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ
こちらからの続きです。
こちらでは、ジアミンについての基礎的な知識や
勘違いしやすいポイントなどを書きましたので
今回は実際に
ジアミンアレルギーの方が
ヘアカラーをするときの染め方を解説していきます。
ジアミンアレルギーの方のヘアカラーの方法
まず最初に理解しておいて欲しいのは
ジアミンアレルギーの方は
絶対に “ジアミン ” の入った薬剤は使用しない!
例えば美容室に行って
頭皮に塗布しないから大丈夫!とか
染めた後でジアミン除去剤をするから安心です!
な〜んて言っても絶対にしちゃダメですよ。
ではどんなカラー剤なら問題ないのか?
ヘアマニキュア、塩基性やHC染料のカラートリートメント
ケミカルヘナ(ジアミン入り)を除く天然ヘナ、インディゴ
これらはジアミンが入っていないモノがほとんどです。
※ジアミン入りも存在する可能性はあるので要確認です。
ジアミンアレルギーの方はこれらの
カラー剤を使用するしかないのですが
ただ これらのカラー剤は どれも
自毛を明るくは出来ない!
持続性(色持ち)が悪い!
っていう特徴があります。
ですので実際には
自毛より暗くなる白髪染め程度?
しかも持ちが悪く
頻繁に染めなければいけない。
など・・・
結構限られたカラーになります。
でもどうしても
明るく染めたい!
どうすればいいのか?
そう言った場合は、ジアミンの入っていない
ライトナーで明るくすればいいのです。
例えばですが、ヘアカラー剤ですとこういったモノ
↓
これがライトナーといって
ジアミンを一切含んでいない 軽いブリーチ剤です。
成分表をみてみると
↓
写真左は白髪染めのグレイカラー7なのですが
赤線で引いている部分にパラフェニレンジアミンって書いてあります!
右のグレイカラー12(GN12)には書いていないですよね。
これは ” ノンジアミンなライトナー ” なんです。
こういうジアミンを含んでいない
ライトナー(脱色剤)で 自毛の黒髪を
明るくすることが出来ます。
そう!こういった ジアミンを含まない
ライトナーで自毛を明るくして
*こんな感じになります。
その後ヘアマニキュア、塩基性や
HC染料のカラートリートメント
ケミカルヘナ(ジアミン入り)を
除く天然ヘナ、インディゴなどで
白髪を染めたり色味を加えたりすると
ジアミンアレルギーの方でも
明るく染める事が可能になります。
ただし2度染めするので
時間も費用もかかりますが・・・
あと補足を少し!
アレルギーでもジアミン以外も場合もありますので
ノンジアミンで染める場合でも
必ずパッチテストは行いましょう!
そしてライトナーと
ノンジアミンカラーで2度染めする場合は
白髪染めなら、ライトナーで明るく
ブリーチした状態より仕上がりが
かなり暗くなる場合もありますので
明るさ調整が難しい場合があります。
ファッションカラーの場合は
明るさにより凄くレッドやオレンジ〜!
などビジュアル系みたいな過激な色(笑)
になる場合もあります。。。
この色味や明るさの調整は
使用薬剤や髪質で変わりますので
ジアミンアレルギー方、アレルギーかも?などなどは
ご相談くださいね。
ジアミンアレルギーがある方は
このようにいろいろ我慢しないと
いけない部分もありますが
ちゃんと理解して
安全にヘアカラーして下さいね♪
明日は定休日です。
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