ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ
クリスマスも終わり
今年も残りわずかになってきました。
さて数回にわたりシャンプーの歴史を書いてきましたが
今回はノンシリコンシャンプーの本当のところを書きますね♪
毛髪用のシャンプーには
すすいでる時に、髪が
もつれすぎないような成分が入っている!
実はこれ、成分というより
コアセルベーションという仕組みなんですが
ピカレスクでも、お客さまの使用している、販売しているシャンプーでも
すすいでる時に、最低限髪がもつれにくいようになっています!
そうでないと洗ってる時に髪同士がもつれたり
こすれあったりして、ダメージを増長させてしまうからです。
コアセルベーションって?
◇使用時~すすぎまで、なめらか
すすぎ始めたときにコンディショニング成分が
働くしくみ(コアセルベーション)
これは、洗浄成分であるアニオン性界面活性剤と、(汚れを落とす成分)
カチオン性高分子の複合体をコンディショニング成分として、(髪をもつれないようにする成分)
洗浄を邪魔せずに、すすぎ時に毛髪表面に残す方法です。
※花王さんのHPより抜粋
https://www.kao.com/jp/haircare/history/13-1/
上の図だと赤い−がアニオン系の洗剤成分で
青い+がカチオンのコンディショニング成分です。
では簡単にコアセルベーションを説明しますと
シャンプーで洗ってるときに、カチオン性の物が
結合しあって髪の表面をコーティングして
滑りをよくし、もつれにくくしてるって事♪
たとえば、ボディシャンプーや石鹸で髪を
洗ってしまうと、ギシギシに絡まって
シャンプーなら絡まないでス〜ってとけるでしょ!?
それがコアセルベーションっていう仕組みで
髪用ならどんなシャンプーにも使われております。
このコアセルベーションの時の
カチオン性高分子の複合体のコンディショニング成分
っていうのが・・・
シリコーンとか カチオン性ポリマー なんですね♪
少し話が逸れますが・・・
カチオン系のコンディショニング成分の中でも
シリコーンは安全性、安定性も高く
少量でも効果がある、非常に優れものなんです。
ただ洗浄力の弱いアミノ酸系の洗剤などを使う
サロンシャンプーでは、シリコーンは強すぎて
洗浄に問題がでやすいので
ポリクオタニウム-10などの
カチオン系ポリマーを使っているんですね・・・
で 話を戻すと・・・
このカチオン系のコンディショニング成分と(もつれないようにしている)
洗浄するためのアニオン系の界面活性剤(洗剤)(汚れを落とす)
のバランスで、汚れを落としながら
被膜を貼るってのを同時に行うのですが・・・
市販のシャンプーは、昭和の時代から
どんどん手触りを良くするように変化して
そこで、手触り向上のためシリコンを増やしすぎて
頭皮や髪の洗浄に問題が起きたり
洗浄するために界面活性剤(洗剤)を強くしたり
沢山入れたり、バランスが崩れてきてたりしたんですね。
大量に使われた、シリコーンが
毛穴につまったりして、悪さをしてる
って場合も少なからずは考えられた。。。
そこで
新しいシャンプーを販売しようとする目的から
シリコーンを悪者にしちゃえば
差別化できて売れるんでは!?
って何処かのメーカーさんが考えたんですね。
当初はシリコーンを経皮毒と絡めて(経皮毒は真っ赤なウソ)
説明してたりするメーカーも多かったですね・・・
カチオン系ポリマーなんて
シリコーン以外にも沢山あるし
それ使っちゃえば 全く問題ないしね♪
ノンシリコンシャンプー っていうのは
シリコーンを使ってないだけで
他のカチオン系ポリマーを使ってますから♪
ノンシリコンシャンプーは
ノン被膜、ノンコーティング
ってことではありません。
ノン被膜、ノンコーティングのヘアシャンプーなんて
実際は、髪がもつれちゃって使用できませんからね。
シリコーンより もっ〜と悪い!と思われてる
カチオン系ポリマーなんかも沢山ありますから♪
ノンシリコンシャンプーってのは
メーカーの営業戦略ですから
全く気にしなくて良いですよ。
本当に、良いシャンプーというのは
アニオン系の界面活性剤(洗剤)と(汚れを落とす成分)
カチオン系ポリマー(被膜)の(髪がもつれないようにする成分)
バランスが良いシャンプーって事です。
でもね!バランスの良いシャンプーが減って?無いに等しい?んですよね〜
近年のシャンプーは、皮膜(手触り)と洗剤(汚れを落とす)のバランスがおかしくなってきた!
まぁピカレスクにはDO-S&レラが有りますからご相談くださいね〜
*いつかは、オリジナルのシャンプー&トリートメント作るぞ〜♪
ではまた明日お願いいたします。
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