嫌われてもいい!!ブログ
ヘナナチュラルとインディゴのミックスは、1度染めで便利で時間短縮にもなるのですが、髪が紫に染まることも・・・
インディゴが紫になる原因はいくつかあります。
まず一つは水。
日本の水とインド(ヘナ、インディゴはインドで栽培?)の水には違いがあります。
日本は軟水でインドは硬水です。
軟水は、紫になりやすいことが実験結果で確認されます。
そして2つ目は空気酸化。
空気酸化でインディゴは発色するのですが、空気に晒され続けると急速に酸化が進んでしまい
紫になるわけです。
ヘナナチュラルとインディゴミックスを1度染めした場合は、水分を与えて直接空気に触れないようにしてあげて、じっくり、ゆっくり酸化させてあげることがポイントになります。
水分を与えて直接空気に触れないように???
どうしろって言うねんって感じですよね(笑)
ヘナナチュラルとインディゴのミックス1度染めをされた場合は特に、すぐドライヤーで髪を乾かさないようにしてください。
ミックスのヘナを流した後にすぐドライヤーで髪を乾かすと、赤紫系に発色し、本来のもつ色味がでなくなることがあります。
何故か?
インディゴの色素は、いわゆる色素ではなく還元菌という菌だからです。
空気に触れると、インディゴの酸化が始まりますので、直後に空気に触れすぎてしまうと
紫が出たりします。(これもお客さんの髪質や髪の状態によって違う)
水分を与えてあげると、空気に触れすぎるの抑え、酸化がゆっ〜くりになります。
濡れたままで自然乾燥が嫌な方は、ドライヤーで乾かした後、もう1度霧吹きで水分を与えておくといいですね。
最初の1日目は特に気づけば、髪を霧吹きで少し湿らせてあげると綺麗にインディゴが発色してくれ、白髪部分がブラウンになりますので。
写真拝借しました!! お許しください。
表側だった毛束は空気に直接触れていたので赤紫になっていて、裏側の毛束は直接空気に触れていない為、ゆっくり酸化したので、綺麗に発色しています。
この写真はインディゴのみですので、ブラウンにはなっていませんが。
明日はヘナナチュラルの施術例を書きたいと思います。
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